ハニエルの名は「神の優美」「神の栄光、恩寵」「神を見る者」を意味する。美の天使としても知られ、持続する友情、または快楽を象徴することもある。別称:ハミエル/Hamiel、ハナエル/Hanael、アニエル/Aniel、オノエル/Onoelなど。ハニエルはときにエロヒムの1人とされる。極めて美しい女性(時折、男性)の姿をとって人間の前に現れる。

美を司るハニエルの役目は人々の心に愛の炎を湧き上がらせ、男女を愛の絆で縛ること。この力からキューピッド/Cupidや、バビロニアの愛と豊穣の神イシュタルと関連視される。また、ハニエルは金曜日、12月、山羊座(磨羯宮)の天使としても知られる。

アナエル/Anaelとは同一の存在と考えられる。アナエルは権天使の長を務める。もしくは"パラダイスと不敬の人の牢獄"第三天シェハキムの司令官として無数の主天使を率い、地上の王国と指導者を管理するともいわれる。また、邪悪を打ち破る護符を作る人間、術者に対して助力する役目も担う。ハニエルの護符は、悪しき力や存在に対して施術者を護る働きをもたらす。

「栄光の天使」の"確定していない三人"の候補。生命の樹、第七のセフィラー:「ネツァク」を守護する。

ネツァク/Netzach:「勝利」(能動的知性とも)
象徴:数字・7 色・緑 金属・銅 宝石・エメラルド 惑星・金星
神名アドナイ・ツァオバト。「豊穣」の意を併せ持つこのセフィラーは7という象徴的な数を持つ。7とは「創世記」における「創造の七日間」をイメージし「堅実・勇気」という意味も含まれる。シェルのデーモン:ハラブ・セラップと対立する。

ハニエル/Haniel