50の悪霊を率いる侯爵である。その姿はライオンの頭部を象った豪奢な兜を頂いた蒼白の騎馬を駆る騎士であるとされている。サブナック/Sabnakと呼ばれる場合もある。
サブノックが秘める武力は凄まじく、サブノックに負わされた怪我は瞬時に腐り始め一ヵ月後には蛆が沸き始めると伝えられている。
また、サブノックの武力は単に戦闘能力だけに留まらず、戦争に関するあらゆる能力を含めた武力なのである。その為、召喚者が望めばサブノックは強固な城や塔を作り出し、必要とされる武器を用意することも可能である。
しかし、サブノックの加護はあくまで召喚者の戦争準備を手伝う事であり、その戦に加勢する事は極めて稀である。
サブノックの意図は召喚者の能力を伸ばすことではなく、召喚者を取り巻く状況を好転させることなのである。
悪魔紋章 "43 サブノック/Sabnock"
