レライエ、レラジエとも呼ばれる。緑の服を着て弓矢で武装した狩人の姿で描かれており、３０の軍団を率いる侯爵である。レラージュに関しては詳しい記述はあまり存在しないが、その姿から判断して０８：バルバトスの別名ではないかと思われる。

レラージュは大規模な戦闘を引き起こすことができるという。軍団の先頭に立ち敵軍に攻めこむバルバトスのイメージと重なる。

また、敵の傷を化膿させることも逆に癒すこともできる能力をもつ。ある資料には、射手による傷にのみその力が発揮されるとあるが、現代戦において射手(広義の意味での飛び道具)以外の傷は少ないであろう。極端な話し大陸間弾道弾(ＩＣＢＭ)ですら射手による攻撃である。

さらに、敵の弱点を徹底的に攻撃し、痛めつける攻撃が得意といわれていることから、彼の力を借りれば鎧の隙間や頭部などに命中させることも可能だろう。

レラージュは戦闘だけでなく、さまざまな競技も愛するという。あらゆるスポーツに精通し、それを召還者に教授してくれる。彼のタリスマンを所持していれば、射手にもスポーツにも欠かせない集中力を高め、また、持続させることができるであろう。

　悪魔紋章 "14 レラージュ／Leraje"